導入・活用の解説

Trailheadの初級トレイル2本から学び始める

Salesforceを学び始めるなら、無料で使える学習サイトTrailheadの初級トレイルから入るのが近道です。2021年に書いた記事を、2026年9月時点のTrailheadの内容で確かめ直しました。トレイルの中身は当時から入れ替わっています。

2021.01.10

どういうときに使うのか

Salesforceの担当になったばかりで、何から覚えればよいか分からない。そういうときの入口として、この記事ではTrailheadを勧めます。

Trailheadは、Salesforceが運営している学習サイトです。短い単元(モジュール)を読み、手を動かす課題をこなしながら、自分のペースで進められます。モジュールをまとめた道筋を「トレイル」、人が選んで束ねたものを「Trailmix」と呼びます。

この記事は2021年に書いたものを、2026年9月時点のTrailheadのページで確かめ直しています。トレイルに含まれるモジュールは、当時から入れ替わっています。下の一覧はいまの中身です。受験料などの料金はここには書きません。

まず入るトレイルは2本

役割に合わせて、どちらか一方から始めます。

トレイル向いている人Trailheadでの説明
システム管理者初級設定や運用を担当する人Salesforce のカスタマイズの基本を学習して #AwesomeAdmin ジャーニーを開始します。
開発者初級Apexや画面の開発を担当する人Salesforce Platform 上でアプリケーションを作成する方法の基本を学習します。

システム管理者初級

Trailheadのトレイル「システム管理者初級」の見出し部分
当時の「システム管理者初級」の見出しです。説明文はいまも同じです。

2026年9月時点では、次の5つのモジュールで構成されています。目安の時間は、合わせて7時間20分ほどと表示されています。

  1. データモデリング
  2. データ管理
  3. Lightning Experience のカスタマイズ
  4. ユーザーエンゲージメント
  5. Lightning Experience のレポートおよびダッシュボード

当時あった「Salesforce Platform の基礎」と「Salesforce モバイルアプリケーションのカスタマイズ」は、いまのトレイルには入っていません。代わりに、アプリケーション内ガイダンスで利用者を支える「ユーザーエンゲージメント」が入っています。

開発者初級

Trailheadのトレイル「開発者初級」の見出し部分
当時の「開発者初級」の見出しです。説明文はいまと違います。

2026年9月時点では、次の10のステップで構成されています。

  1. Salesforce Platform 開発の基礎
  2. はじめての Salesforce 開発
  3. クイックスタート: サンプルアプリケーションギャラリーのツアー
  4. データモデリング
  5. Lightning Experience のカスタマイズ
  6. 数式と入力規則
  7. Flow Builder の基本
  8. Apex の基本とデータベース
  9. Apex トリガー
  10. Lightning Web コンポーネントの基本

当時は「Visualforce の基礎」「Apex テスト」「開発者コンソールの基礎」も入っていましたが、いまのトレイルには入っていません。画面の作り方は、VisualforceではなくLightning Webコンポーネントから学ぶ形に変わっています。

ここで間違えやすいところです。ネットの古い記事や、ブックマークしたTrailmixの一覧を頼りに学ぶと、いまは外れたモジュールから入ってしまいます。進める前に、Trailheadでトレイルのページを開き、いまの中身を確かめてください。

進め方のこつ

  1. 自分の練習環境を用意する

    Trailheadの課題は、本番の組織ではなく、練習用の組織(Trailhead Playground)で解きます。会社の本番組織で試すと、実データや設定を壊すおそれがあります。

  2. 読むだけで終わらせない

    各モジュールの最後にある、手を動かす課題まで終えます。画面の場所を一度自分で触ると、実務で迷いにくくなります。

  3. いまの業務に近いものから広げる

    初級トレイルを終えたら、担当している機能のモジュールへ進みます。業務で使う画面と結び付くと、覚えたことが残ります。

認定資格へのつなげ方

システム管理者初級を終えたら、次の目標として資格があります。当時の記事で「Salesforce 認定アドミニストレーター」と書いていた資格は、2026年9月時点のTrailheadでは「Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター」という名前です。

資格のページには、試験の準備用のTrailmix「Salesforce Platform アドミニストレーター認定試験に向けた準備」が案内されています。初級トレイルは土台で、試験の範囲をすべて覆うものではありません。受験を決めたら、このTrailmixと資格のページの出題範囲で準備します。

確認した環境

  • 2026年9月時点のTrailheadのページ(トレイル「システム管理者初級」「開発者初級」、資格「Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター」)で確認しています
  • 記事の画像は2021年当時のトレイルの見出しです。いまの画面とは違う可能性があります
  • 受験料や試験の形式は変わることがあるため、ここには書いていません。Trailheadの資格のページで確認してください

まとめ

  • Salesforceを学び始めるなら、Trailheadの初級トレイルから入るのが近道です
  • 設定を担当するなら「システム管理者初級」、開発を担当するなら「開発者初級」から始めます
  • どちらのトレイルも、2021年当時から中身が入れ替わっています。進める前にいまの中身を確かめます
  • 課題は本番ではなく、練習用のTrailhead Playgroundで解きます
  • 資格の名前は「Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター」に変わっています

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