Trailheadの初級トレイル2本から学び始める
Salesforceを学び始めるなら、無料で使える学習サイトTrailheadの初級トレイルから入るのが近道です。2021年に書いた記事を、2026年9月時点のTrailheadの内容で確かめ直しました。トレイルの中身は当時から入れ替わっています。
どういうときに使うのか
Salesforceの担当になったばかりで、何から覚えればよいか分からない。そういうときの入口として、この記事ではTrailheadを勧めます。
Trailheadは、Salesforceが運営している学習サイトです。短い単元(モジュール)を読み、手を動かす課題をこなしながら、自分のペースで進められます。モジュールをまとめた道筋を「トレイル」、人が選んで束ねたものを「Trailmix」と呼びます。
まず入るトレイルは2本
役割に合わせて、どちらか一方から始めます。
| トレイル | 向いている人 | Trailheadでの説明 |
|---|---|---|
| システム管理者初級 | 設定や運用を担当する人 | Salesforce のカスタマイズの基本を学習して #AwesomeAdmin ジャーニーを開始します。 |
| 開発者初級 | Apexや画面の開発を担当する人 | Salesforce Platform 上でアプリケーションを作成する方法の基本を学習します。 |
システム管理者初級
2026年9月時点では、次の5つのモジュールで構成されています。目安の時間は、合わせて7時間20分ほどと表示されています。
- データモデリング
- データ管理
- Lightning Experience のカスタマイズ
- ユーザーエンゲージメント
- Lightning Experience のレポートおよびダッシュボード
当時あった「Salesforce Platform の基礎」と「Salesforce モバイルアプリケーションのカスタマイズ」は、いまのトレイルには入っていません。代わりに、アプリケーション内ガイダンスで利用者を支える「ユーザーエンゲージメント」が入っています。
開発者初級
2026年9月時点では、次の10のステップで構成されています。
- Salesforce Platform 開発の基礎
- はじめての Salesforce 開発
- クイックスタート: サンプルアプリケーションギャラリーのツアー
- データモデリング
- Lightning Experience のカスタマイズ
- 数式と入力規則
- Flow Builder の基本
- Apex の基本とデータベース
- Apex トリガー
- Lightning Web コンポーネントの基本
当時は「Visualforce の基礎」「Apex テスト」「開発者コンソールの基礎」も入っていましたが、いまのトレイルには入っていません。画面の作り方は、VisualforceではなくLightning Webコンポーネントから学ぶ形に変わっています。
進め方のこつ
自分の練習環境を用意する
Trailheadの課題は、本番の組織ではなく、練習用の組織(Trailhead Playground)で解きます。会社の本番組織で試すと、実データや設定を壊すおそれがあります。
読むだけで終わらせない
各モジュールの最後にある、手を動かす課題まで終えます。画面の場所を一度自分で触ると、実務で迷いにくくなります。
いまの業務に近いものから広げる
初級トレイルを終えたら、担当している機能のモジュールへ進みます。業務で使う画面と結び付くと、覚えたことが残ります。
認定資格へのつなげ方
システム管理者初級を終えたら、次の目標として資格があります。当時の記事で「Salesforce 認定アドミニストレーター」と書いていた資格は、2026年9月時点のTrailheadでは「Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター」という名前です。
資格のページには、試験の準備用のTrailmix「Salesforce Platform アドミニストレーター認定試験に向けた準備」が案内されています。初級トレイルは土台で、試験の範囲をすべて覆うものではありません。受験を決めたら、このTrailmixと資格のページの出題範囲で準備します。
確認した環境
- 2026年9月時点のTrailheadのページ(トレイル「システム管理者初級」「開発者初級」、資格「Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター」)で確認しています
- 記事の画像は2021年当時のトレイルの見出しです。いまの画面とは違う可能性があります
- 受験料や試験の形式は変わることがあるため、ここには書いていません。Trailheadの資格のページで確認してください
まとめ
- Salesforceを学び始めるなら、Trailheadの初級トレイルから入るのが近道です
- 設定を担当するなら「システム管理者初級」、開発を担当するなら「開発者初級」から始めます
- どちらのトレイルも、2021年当時から中身が入れ替わっています。進める前にいまの中身を確かめます
- 課題は本番ではなく、練習用のTrailhead Playgroundで解きます
- 資格の名前は「Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター」に変わっています
Salesforceの導入・運用についてご相談ください
導入前の検討から、お使いの環境の改修・運用、AIとの連携まで承ります。状況を伺ったうえで、進め方をご提案します。