1年目は
SFAの基本だけに絞った
社員は90名ほど。金属加工の会社です。基幹システムの見直しとSalesforceの導入を、同じ時期に検討されていました。両方を一度に進めると、どちらも中途半端になりかねません。そこで1年目は、営業の記録を残すところだけに絞りました。
この事例の全体像
これまで
どちらのシステムで何をやるかが決まっていない
これから
✓ 1年目は営業の記録を残すところに絞る
ご相談の背景
営業の情報は、担当者ごとの名刺やメモ、表計算のファイルに分かれていました。誰がどの会社と、いまどんな話をしているのかは、本人に聞かないと分かりません。
同じ時期に、受発注や生産を扱う基幹システムの見直しも進んでいました。検討の初めには、Salesforceと基幹システムを比べる形になっていて、「どちらで何をやるのか」が決まっていない状態でした。営業で追いかけたい数字も、まだ決まっていませんでした。
ご支援の内容
1. 基幹システムとの役割を切り分けた
受発注や在庫は基幹システムの仕事、顧客と商談はSalesforceの仕事、と線を引きました。システム同士をつなぐ話は、両方が動き出してから考えることにしました。1年目の範囲を、ここで小さくしています。
2. 名刺と取引先を1か所に集めた
担当者の手元にあった名刺を取り込み、会社と人をSalesforceの取引先と取引先責任者にまとめました。同じ会社を別々の人が登録しても、1つの会社として見えるようにしています。
3. 商談の段階をそろえた
「引き合い」「見積提出」のような商談の段階を、営業全員で同じ言葉にそろえました。段階の定義があいまいだと、あとで集計しても意味のある数字になりません。
4. 見る数字を一緒に決めた
追いかける数字(KPI)は、最初から決め打ちにしませんでした。何件の商談を持っているか、どの段階で止まっているかなど、候補を並べて相談しながら決め、ダッシュボードで見られるようにしました。
導入後の変化
- 営業の情報が、担当者の手元ではなくSalesforceに残るようになった
- 会社ごとに、誰がどんな話をしているかが分かるようになった
- 商談の段階を同じ言葉で話せるようになった
- 基幹システムの見直しと混ざらずに、Salesforceを先に立ち上げられた
効果の数字は、公開の許諾をいただいていないため控えます。
使った機能
| 顧客の管理 | 取引先と取引先責任者。名刺の情報もここにまとめています |
| 商談の管理 | 商談とフェーズ。段階の定義を営業全員でそろえました |
| 数字の見える化 | レポートとダッシュボード。追いかける数字を決めてから作っています |
1年目は標準機能の範囲で組んでいます。機能を追加するのは、営業での使い方が定着してからとしています。
この案件の進め方
新しく構築する案件でしたので、導入支援としてお受けしました。基幹システムの見直しとは別の計画として進めています。
Salesforceの導入・運用についてご相談ください
導入前の検討から、お使いの環境の改修・運用、AIとの連携まで承ります。状況を伺ったうえで、進め方をご提案します。