導入・活用の解説

CRM Analyticsコンサルタント試験の出題範囲

Einstein Analyticsのコンサルタント資格は、いまは「CRM Analytics and Einstein Discovery Consultant」という名前です。2021年に書いた試験内容の記事を、2026年9月時点の公式の試験ガイドで確かめ直しました。

2021.01.09

この記事の読み方

2021年の記事では「Salesforce Einstein Analytics and Discovery コンサルタント」資格の出題範囲を紹介していました。資格の名前も、出題分野の配分も、いまは変わっています。下では、2026年9月時点の公式の試験ガイドの内容を先に書き、当時の配分は比べるための表に残しました。

先に結論です。いまの資格名は「Salesforce Certified CRM Analytics and Einstein Discovery Consultant」です。受験の準備は、Salesforce公式ヘルプに載っている試験ガイドを正本にしてください。受験料は改定されることがあるため、ここには書きません。

どういう人向けの資格か

公式の試験ガイドでは、CRM Analytics と Einstein Discovery の分野で、少なくとも1年の経験とスキルを持つ人を対象にしています。範囲は、画面側のダッシュボード作り、管理と統制、裏側のデータ管理まで広くまたがります。

仕事で言えば、次のような役目を担う人が受ける資格です。

  • Salesforceのデータを取り込み、分析用のデータセットに整える
  • 見る人に合わせて、データの見える範囲を設定する
  • 目的に合わせたダッシュボードを設計し、作る
  • Einstein Discoveryで、結果に効いている要因を分析する

2026年9月時点の試験の概要

項目内容
資格名Salesforce Certified CRM Analytics and Einstein Discovery Consultant
問題数選択式60問と、採点されない問題が最大5問
試験時間90分
合格点65%
前提の資格なし

出題分野と配分

公式の試験ガイドに載っている出題分野と配分です。2021年の記事に書いていた配分と並べました。

出題分野2026年9月時点2021年の記事
Admin/Configuration(管理・設定)17%9%(管理)
Data Layer(データレイヤ)23%24%
Security(セキュリティ)16%11%
Analytics Dashboard Design(ダッシュボードの設計)13%19%
Analytics Dashboard Implementation(ダッシュボードの実装)19%18%
Einstein Discovery12%19%(ストーリー設計)
ここで間違えやすいところです。古い対策記事や問題集は、2021年ごろの配分のまま書かれていることがあります。いまは管理・設定とセキュリティの比重が上がり、ダッシュボードの設計とEinstein Discoveryの比重が下がっています。勉強の時間の割り振りは、いまの配分に合わせてください。

勉強の進め方

  1. 試験ガイドで範囲を確かめる

    Salesforce公式ヘルプの試験ガイドを開き、出題分野ごとの細かい項目を確かめます。配分の大きいデータレイヤと、ダッシュボードの実装から手を付けます。

  2. Trailheadの学習コースを進める

    Trailheadには「Study for the CRM Analytics and Einstein Discovery Consultant Exam」という学習用のトレイルがあります。試験ガイドの分野と照らし合わせながら進めます。

  3. 自分の組織で手を動かす

    データの取り込み、見える範囲の設定、ダッシュボードの作成を、実際に一通り行います。読むだけで済ませず、画面で設定を確かめておくと、分野ごとの違いがつかみやすくなります。

資格が役に立つ場面

分析の仕組みを入れると、入力が足りていない項目が見えたり、成績のよい営業の進め方を数字で説明できたりします。感覚ではなくデータで判断するための仕組みを、自分で組めることを示せるのが、この資格の意味です。

当時の記事から変わったこと

  • 資格名が「Einstein Analytics and Discovery コンサルタント」から「CRM Analytics and Einstein Discovery Consultant」に変わっています
  • 出題分野の配分が変わっています。上の表で比べています
  • 当時の記事にあった、受験者に求める経験の長い一覧は、いまの試験ガイドの書き方と違うため外しました
  • 当時の記事は画像を載せていませんでした

確認した環境

  • 2026年9月時点のSalesforce公式ヘルプ「Salesforce Certified CRM Analytics and Einstein Discovery Consultant Exam Guide」と、Trailheadの学習トレイルの題名で確認しています
  • 試験の内容は改定されることがあります。受験の前に、必ず最新の試験ガイドを確かめてください

まとめ

  • 旧Einstein Analyticsのコンサルタント資格は、いまは「CRM Analytics and Einstein Discovery Consultant」です
  • 選択式60問と採点されない問題が最大5問、試験時間は90分、合格点は65%です
  • 配分が大きいのは、データレイヤの23%とダッシュボードの実装の19%です
  • 2021年と比べて、管理・設定とセキュリティの比重が上がっています
  • 準備は、公式の試験ガイドとTrailheadのトレイルを正本にします

Salesforceの導入・運用についてご相談ください

導入前の検討から、お使いの環境の改修・運用、AIとの連携まで承ります。状況を伺ったうえで、進め方をご提案します。