外部サービス連携

Brilliant Web-to-Leadの導入といまの状況

この記事は2023年に書いたものです。取り上げたWordPressプラグインは、いまも配布されていますが最終更新から5年ほど経っています。当時の手順はそのまま残し、2026年9月時点の状況と、プラグインを使わない標準の設置方法を追記しました。

2023.02.14

この記事の読み方

最初に書いた時点では、WordPressに「Brilliant Web-to-Lead for Salesforce」プラグインを入れて、Web-to-Leadのフォームを作り、問い合わせ内容をSalesforceのリードとして取り込む、という内容でした。その手順自体は下に残してあります。

ただし3年が経ち、プラグインの更新状況が変わりました。

先に結論です。いまから作るなら、まずSalesforce標準のWeb-to-Leadだけで足りるかを確かめてください。プラグインはいまも配布されていますが、最終更新から5年ほど経っています。

Brilliant Web-to-Leadでできたこと

WordPressをCMSとして使っている場合、問い合わせページをSalesforceと連携する方法としては、Web-to-Leadの利用が想定されます。Web-to-Leadは本来、フォーム構築用のHTMLコードを自動生成してWebサイトに組み込む仕組みですが、WordPress上で管理するために「Brilliant Web-to-Lead for Salesforce」を使うと、次のような手順で連携できます。

  1. プラグインをインストールして有効化する

    プラグインのインストール画面から「Brilliant Web-to-Lead for Salesforce」をインストールし、有効化します。

  2. フォームを新規作成する

    プラグインの設定画面から、フォームを新規作成します。最低限の設定項目は「Salesforce.com Organization ID」で、問い合わせ情報の取り込み先となるSalesforce組織を指定します。

  3. フォームを保存する

    設定を保存すると、画面右側に「How to Use This Form」という欄が表示されます。

  4. コードをWordPressの固定ページに設置する

    「How to Use This Form」に記載されているコードをコピーし、フォームを設置したいWordPressの固定ページに貼り付けてプレビューします。

WordPressのプラグイン検索結果。Brilliant Web-to-Lead for Salesforceが並ぶ
プラグインの検索結果です。赤枠の「今すぐインストール」から導入します。
プラグインのFormsタブ。既存フォーム一覧とAdd a new formボタン
有効化すると出るFormsタブです。赤枠の「Add a new form」から新規作成します。
Salesforce.com Organization ID(override)の入力欄。空欄で赤枠が付いている
最低限これだけ設定します。取り込み先のSalesforce組織を指す欄です。
Formsタブの一覧。作成したMy New Test-to-Lead Formが1行目に並ぶ
保存した直後の一覧です。赤枠のとおりフォームが1件増えています。
Form Editor画面。右側のHow to Use This Formにショートコードが出ている
画面右の「How to Use This Form」を見てください。赤枠の1行をコピーします。
WordPress固定ページの編集画面。ショートコードブロックに1行貼り付けてある
固定ページ側の画面です。ショートコードブロックに赤枠の1行を貼り付けます。
プレビューしたフォーム。姓名・メール・電話・メッセージの入力欄が並ぶ
プレビューした結果です。必須項目には赤い印が付いているのがわかります。

動作確認

設置したフォームに入力し、「SUBMIT」ボタンを押します。結果画面が表示された後、Salesforceのリードタブを開くと、WordPressで登録した内容がリードとして登録されていることを確認できます。

フォームにテストデータを入力した状態。赤枠が入力欄全体とSUBMITボタンに付く
テストの値を入れたところです。入力し終えたら赤枠のSUBMITを押します。
送信後の結果画面。Success!の一言だけが表示されている
送信できたときの画面です。赤枠のSuccess!だけが出れば成功です。
Salesforceのリード詳細画面。名前・メール・説明にフォームの入力内容が入っている
Salesforce側のリード詳細です。名前・メール・説明に入力内容が入っています。

2026年9月時点の状況

プラグインは、2026年9月時点でもWordPress.orgで配布されています。配布ページの表示は、有効インストール数2,000以上、Stable tag(安定版のバージョン)2.7.3.9、動作確認済み(Tested up to)はWordPress 5.9.16、Requires PHP(必要なPHPのバージョン)は7.4以上です。最終更新は、配布ページの表示で「5年前」でした。

⚠️ 配布は続いていますが、動作確認済みのWordPressバージョンは5.9.16までです。

Salesforce側のWeb-to-Lead自体は、現行でも標準機能として提供されています。公式ヘルプによると、Web-to-Leadは1日あたり最大500件の新規リードを自動生成でき、reCAPTCHA検証が既定で有効になっています。

標準のWeb-to-Leadで同じことをする

プラグインでやっていたこと標準機能でのやり方
フォームのHTMLコードを生成するSalesforce Setupの「Web-to-Lead」から、含める項目を選んでHTMLコードを生成します。設定画面だけで完結し、プラグインは不要です
取り込み先の組織を指定する生成されたHTMLコードに、取り込み先の組織を示す値が自動で埋め込まれます
WordPressの固定ページへ設置する生成されたHTMLコードを、固定ページや投稿の本文にそのまま貼り付けます
スパム対策reCAPTCHA検証が既定で有効になっており、Googleの認証を経てからリードが作成されます
件数の上限1日あたり500件までの新規リード生成が上限です

確認した環境

  • 2026年9月/WordPress.orgの配布ページ(https://wordpress.org/plugins/salesforce-wordpress-to-lead/)で、プラグインの公開状況と最終更新を確認しています
  • 2026年9月/Salesforce公式ヘルプ「Web-to-Leadの設定」で、標準のWeb-to-Leadの上限(1日500件)とreCAPTCHA検証の既定有効化を確認しています
  • 記事前半の手順は2023年2月時点の記録です

まとめ

  • Brilliant Web-to-Leadは、WordPressにWeb-to-Leadのフォームを設置しやすくするプラグインでした
  • 2026年9月時点でもWordPress.orgで配布されていますが、最終更新から5年ほど経ち、動作確認済みは古いWordPressのバージョンまでです
  • Salesforce標準のWeb-to-Leadは、Setup画面だけでHTMLコードを生成でき、プラグインは不要です
  • 標準のWeb-to-Leadは1日500件が上限で、reCAPTCHA検証が既定で有効です

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