2026.11.04導入・活用の解説

Salesforce認定 Experience Cloud コンサルタント試験の勉強方法と出題範囲

取引先や顧客向けのサイト(Experience Cloud)を設計・構築する方向けに、Experience Cloud コンサルタント試験の形式と出題範囲、勉強の進め方をまとめます。

01この記事で分かること

  • 試験の形式(問題数・時間・合格点・受験料)と前提条件
  • 8つの出題分野と、それぞれの比率
  • 公式の学習教材を使った勉強の進め方と、試験問題の扱い

02どんな人向けの資格か

Salesforce認定 Experience Cloud コンサルタントは、取引先や顧客など社外の人が使うサイトを、Experience Cloud で設計・設定・構築するコンサルタント向けの資格です。受験ガイドは、宣言型のカスタマイズ機能を使ってサイトを作れることを証明したい人を受験者に想定しています。

受験ガイドは、Experience Cloud でのシステム管理や開発の実務経験を6か月程度と想定しています。代表的な職種として、コンサルタント、ソリューションアーキテクト、ビジネスアナリスト、開発者、システム管理者などが挙がっています。

範囲は、外部ユーザーのライセンスと共有の設計、サイトのテンプレートとブランド設定、ユーザーの作成と認証、パートナー向けの機能(PRM)、サイトのリリースと移行まで、サイトを立ち上げて運用するまでの流れです。

03試験の形式

日本語版の受験ガイドに書かれている内容は次のとおりです。

項目内容
問題数多肢選択式・複数選択式 60問
試験時間105分
合格点65%
受験料30,000円(税抜)
再受験料15,000円(税抜)
受け方テストセンター、または試験監督付きのオンライン試験
前提条件Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター資格

この試験を受けるには、先に Platform アドミニストレーターに合格している必要があります。まだの場合は、Platform アドミニストレーター試験のガイドから始めてください。

04出題範囲と比率

受験ガイドは、出題範囲を8つの分野に分けています。

分野比率
Experience Cloud の基本8%
共有、表示、ライセンス17%
ブランド設定、パーソナライズ、コンテンツ15%
テンプレート、テーマ10%
ユーザーの作成と認証13%
定着化、分析5%
管理、設定25%
カスタマイズの考慮事項と制限7%

比率がいちばん大きいのは管理、設定の25%で、全体の4分の1です。パートナー向けの PRM の実装、サイトのリリースと移行、公開サイトの作り方、トピックの設定、外部の代理管理などが含まれます。

共有、表示、ライセンス(17%)が続きます。外部ユーザーにどのライセンスを使うか、どのユーザーとオブジェクトを見せるか、外部取引先リレーションをどう使うかを、場面に合わせて判断する問題が並びます。

05勉強の進め方

受験ガイドで分野ごとの範囲を確かめる

最初に日本語版の受験ガイドを開き、8つの分野それぞれの説明を読みます。受験ガイドには、問われない知識として、HTML や CSS を使った開発、ビジュアルやインタラクションのデザイン、SEO の詳しい知識なども書かれています。何が範囲の外かも先に確かめておくと、勉強の時間を割り振りやすくなります。

Trailhead の公式教材で学ぶ

Salesforce の学習サイト Trailhead の認定資格ページから、この試験に向けた Trailmix(学習の順番をまとめたもの)「Salesforce Experience Cloud コンサルタント認定試験に向けた準備」に進めます。

実際の画面で手を動かす

練習用の組織でデジタルエクスペリエンスを有効にし、テンプレートを選んでサイトを1つ作ってみます。外部ユーザーの作成、共有セット、セルフ登録の設定まで通しで試しておくと、共有とライセンスの分野の問題で場面を思い浮かべやすくなります。

本番に近い形式で力を試す

範囲をひととおり学んだら、時間を計って問題を解きます。60問を105分で解くので、1問にかけられるのは平均1分45秒ほどです。複数選択式の問題も出るので、選ぶ数を問題文で確かめる習慣をつけておきます。間違えた問題は、受験ガイドのどの分野に当たるかを確かめ、その分野の教材に戻ります。

06よくある質問

公式の過去問はありますか

公開されている公式の過去問はありません。Salesforce は認定資格プログラムの規約で、試験の問題や解答を開示することと、いわゆる試験のダンプを配布・利用することを禁じています。違反すると、受験の停止や資格の取り消しの対象になります。

問題を解いて力を試したいときは、試験問題を元にしていないオリジナルの問題集を選びます。

プログラミングの知識は必要ですか

受験ガイドは、HTML や CSS を使った開発を問わない知識に挙げています。範囲の中心は宣言型の設定で、標準機能でできることと、カスタマイズが要る場面の境目を説明できるかが問われます。

合格したあとに更新はありますか

あります。Trailhead で年1回提供される更新のバッジを完了すると、資格を維持できます。更新の期限は、Trailhead の認定資格の確認ページに表示されます。

07動画と模擬問題で対策したい方へ

私たちは、受験ガイドの分野に沿って学べる動画講座と、本番形式のオリジナル問題をご用意しています。各章の最初の5分と模擬問題の最初の3問は、購入前でも無料でご覧いただけます。

08確認した環境

  • 2026年11月時点の、Salesforce 認定 Experience Cloud コンサルタントの日本語版受験ガイドで確認しています
  • 試験の問題数・時間・受験料・出題分野は変わることがあります。受験の前に、最新の受験ガイドを確かめてください

09参考

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