Salesforce認定 Platform アプリケーションビルダー試験の勉強方法と出題範囲
Salesforce の画面やデータの仕組みを、コードを書かずに作り込む方向けに、Platform アプリケーションビルダー試験の形式と出題範囲、勉強の進め方をまとめます。2026年11月20日から試験が改訂されるので、変わる点もあわせて書きました。
01この記事で分かること
- 試験の形式(問題数・時間・合格点・受験料)
- 5つの出題分野と、それぞれの比率
- 2026年11月20日からの改訂で変わる点
- 公式の学習教材を使った勉強の進め方と、試験問題の扱い
02どんな人向けの資格か
Salesforce認定 Platform アプリケーションビルダーは、Salesforce の宣言的な(ポイント&クリックの)カスタマイズ機能で、アプリケーションを設計・構築・リリースする人向けの資格です。オブジェクトや項目の設計、アクセス権、数式や入力規則、フローによる自動化、画面の作り込み、リリースの進め方までが範囲に入ります。
受験の前提条件はありません。受験ガイドは、Salesforce か同じようなプラットフォームでのアプリケーション構築の経験を、6か月から1年ほどと想定しています。
03試験の形式
2026年11月20日以降に受験する場合の、日本語版の受験ガイドの内容は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数 | 多肢選択式 60問(ほかに採点対象外の問題が最大5問) |
| 試験時間 | 105分 |
| 合格点 | 73% |
| 受験料 | 30,000円(税抜) |
| 再受験料 | 15,000円(税抜) |
| 受け方 | テストセンター、または試験監督付きのオンライン試験 |
| 前提条件 | なし |
04出題範囲と比率
受験ガイドは、出題範囲を5つの分野に分けています。
| 分野 | 比率 |
|---|---|
| Salesforce の基本 | 18% |
| データモデリングおよび管理 | 20% |
| ビジネスロジックとプロセスの自動化 | 32% |
| ユーザーインターフェース | 17% |
| アプリケーションのリリース | 13% |
比率がいちばん大きいのはビジネスロジックとプロセスの自動化の32%で、全体のおよそ3分の1です。数式項目、積み上げ集計項目、入力規則に加えて、フローの作成・種別の選び方・保守と監視、フロー承認プロセス、Agentforce を使った自動化が含まれます。
データモデリングおよび管理(20%)と Salesforce の基本(18%)が続きます。基本の分野には、アクセス権と共有の仕組み、レポートとダッシュボードが入っています。
052026年11月20日からの改訂
この試験は、2026年11月20日から製品のアップデートに合わせて改訂されます。11月19日までに受験する場合は、改訂前の受験ガイドが対象です。主な違いは次のとおりです。
| 項目 | 11月19日まで | 11月20日から |
|---|---|---|
| 合格点 | 63% | 73% |
| Salesforce の基本 | 23% | 18% |
| データモデリングおよび管理 | 22% | 20% |
| ビジネスロジックとプロセスの自動化 | 28% | 32% |
| ユーザーインターフェース | 17% | 17% |
| アプリケーションのリリース | 10% | 13% |
自動化の比率が上がり、フローの作成と運用、フロー承認プロセス、Agentforce を使った自動化が明記されました。モバイル向けのアクションとレイアウトは、ユーザーインターフェースの分野へ移っています。受験日がどちらの版にあたるかを先に確かめてから、受験ガイドを読み進めてください。
06勉強の進め方
受験ガイドで分野ごとの範囲を確かめる
最初に、受験日にあたる版の日本語版受験ガイドを開き、5つの分野それぞれに何が含まれているかを読みます。分野名だけでは範囲がつかみにくいので、分野ごとの説明まで目を通します。
Trailhead の公式教材で学ぶ
Salesforce の学習サイト Trailhead に、この試験に向けたトレイルと Trailmix(学習の順番をまとめたもの)があります。受験ガイドは、あわせてリレーション・アクセス権・数式・データ品質・フローの Superbadge Unit も挙げています。
実際の画面で手を動かす
受験ガイドの説明には「特定のシナリオに基づいて、適切な〜を決定する」という形が多く並びます。Trailhead の練習用の組織(Trailhead Playground)で、オブジェクトとリレーションを作り、数式項目や入力規則、レコードトリガーフローを実際に組んでおくと、問題文の要件から機能を選びやすくなります。
本番に近い形式で力を試す
範囲をひととおり学んだら、時間を計って多肢選択式の問題を解きます。60問を105分で解くので、1問にかけられるのは平均1分45秒ほどです。間違えた問題は、受験ガイドのどの分野に当たるかを確かめ、その分野の教材に戻ります。
07よくある質問
公式の過去問はありますか
公開されている公式の過去問はありません。Salesforce は認定資格プログラムの規約で、試験の問題や解答を開示することと、いわゆる試験のダンプを配布・利用することを禁じています。違反すると、受験の停止や資格の取り消しの対象になります。
問題を解いて力を試したいときは、試験問題を元にしていないオリジナルの問題集を選びます。
プログラミングの知識は必要ですか
コードを書く力は問われません。ただし、宣言的なカスタマイズでできることとできないことの境目や、カスタム Lightning コンポーネントを組み込むときの選択肢は出題範囲に入っています。「どこから先はプログラミングが要るか」を説明できるようにしておきます。
合格したあとに更新はありますか
あります。Salesforce の製品リリースに合わせて、Trailhead の更新モジュールで新しい機能を学び、テストに合格すると資格を維持できます。更新の期限は、Trailhead の認定資格の確認ページに表示されます。
08動画と模擬問題で対策したい方へ
私たちは、受験ガイドの分野に沿って学べる動画講座と、本番形式のオリジナル問題をご用意しています。各章の最初の5分と模擬問題の最初の3問は、購入前でも無料でご覧いただけます。
09確認した環境
- 2026年11月時点の、Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダーの日本語版受験ガイド(11月20日以降の版と、11月19日までの版)で確認しています
- 試験の問題数・時間・受験料・出題分野は変わることがあります。受験の前に、最新の受験ガイドを確かめてください
10参考
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