2026.11.04導入・活用の解説

Salesforce認定 Platform アドミニストレーター上級試験の勉強方法と出題範囲

Platform アドミニストレーターに合格し、より高度な設定や自動化を任されている方向けに、アドミニストレーター上級試験の形式と出題範囲、勉強の進め方をまとめます。

01この記事で分かること

  • 試験の形式(問題数・時間・合格点・受験料)と前提条件
  • 7つの出題分野と、それぞれの比率
  • 公式の学習教材を使った勉強の進め方と、試験問題の扱い

02どんな人向けの資格か

Salesforce認定 Platform アドミニストレーター上級は、Platform アドミニストレーターの上位にあたる資格です。受験ガイドは、高度な設定の保守に慣れていて、高度な機能を使って業務の課題を解決できる管理者を受験者に想定しています。

範囲は、共有とアクセス権の設計、オブジェクトとアプリケーションの作り込み、監査と監視、営業・サービスの機能、データとレポートの高度な使い方、リリースの進め方、複雑な業務プロセスの自動化までです。

受験ガイドは、受験者ができることの例として、カスタムレポートタイプ、レポート作成スナップショット、バケット項目、結合レポート、クロス条件、動的ダッシュボードを使ったレポートの作成を挙げています。

03試験の形式

日本語版の受験ガイドに書かれている内容は次のとおりです。

項目内容
問題数多肢選択式・複数選択式 60問
試験時間105分
合格点65%
受験料30,000円(税抜)
再受験料15,000円(税抜)
受け方テストセンター、または試験監督付きのオンライン試験
前提条件Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター資格

この試験を受けるには、先に Platform アドミニストレーターに合格している必要があります。まだの場合は、Platform アドミニストレーター試験のガイドから始めてください。

04出題範囲と比率

受験ガイドは、出題範囲を7つの分野に分けています。

分野比率
セキュリティとアクセス20%
オブジェクトとアプリケーション19%
監査と監視10%
Cloud アプリケーション11%
データと分析管理13%
変更管理とリリース7%
プロセスの自動化20%

比率がいちばん大きいのは、セキュリティとアクセスとプロセスの自動化で、どちらも20%です。オブジェクトとアプリケーションの19%を足すと、この3分野で全体の6割ほどになります。

セキュリティとアクセスでは、共有モデル、階層を使ったアクセス許可、テリトリー管理、プロファイル・権限セット・代理管理者の違い、ユーザー認証が問われます。プロセスの自動化では、複雑な場面に合う自動化ツールの選び方、トラブルシューティングの方法、ツールごとの制限、実行順序の影響が問われます。

05勉強の進め方

受験ガイドで分野ごとの範囲を確かめる

最初に日本語版の受験ガイドを開き、7つの分野それぞれの説明を読みます。この試験の説明には「与えられたシナリオに応じて」という書き方が多く並びます。機能を覚えるだけでなく、場面ごとにどの機能を選ぶかを説明できるかを確かめます。

Trailhead の公式教材で学ぶ

Salesforce の学習サイト Trailhead の認定資格ページから、この試験に向けた Trailmix(学習の順番をまとめたもの)「Salesforce Platform アドミニストレーター上級認定試験に向けた準備」に進めます。受験ガイドは、あわせてリレーション・フロー・数式・承認プロセスの Superbadge Unit も挙げています。

実際の画面で手を動かす

共有の設定、レコードトリガーフロー、承認プロセス、結合レポートやバケット項目を、練習用の組織で実際に組んでおきます。自動化は、1つの操作で入力規則やフローがどの順に動くかを、デバッグログで追ってみると、実行順序の問題に対応しやすくなります。

本番に近い形式で力を試す

範囲をひととおり学んだら、時間を計って問題を解きます。60問を105分で解くので、1問にかけられるのは平均1分45秒ほどです。複数選択式の問題も出るので、選ぶ数を問題文で確かめる習慣をつけておきます。間違えた問題は、受験ガイドのどの分野に当たるかを確かめ、その分野の教材に戻ります。

06よくある質問

公式の過去問はありますか

公開されている公式の過去問はありません。Salesforce は認定資格プログラムの規約で、試験の問題や解答を開示することと、いわゆる試験のダンプを配布・利用することを禁じています。違反すると、受験の停止や資格の取り消しの対象になります。

問題を解いて力を試したいときは、試験問題を元にしていないオリジナルの問題集を選びます。

Platform アドミニストレーターとどう違いますか

受験ガイドは、Platform アドミニストレーターを基本の資格、上級をその上位の資格と位置づけています。上級の受験者には、高度な機能を使って業務の課題を解決し、複雑な業務プロセスを自動化できることが求められます。あわせて、Salesforce の講座「Salesforce 管理Ⅱ」(ADX211)を修了しているか、それと同等の経験と知識がある人を受験者に想定しています。

合格したあとに更新はありますか

あります。Trailhead で年1回提供される更新のバッジを完了すると、資格を維持できます。更新の期限は、Trailhead の認定資格の確認ページに表示されます。

07動画と模擬問題で対策したい方へ

私たちは、受験ガイドの分野に沿って学べる動画講座と、本番形式のオリジナル問題をご用意しています。各章の最初の5分と模擬問題の最初の3問は、購入前でも無料でご覧いただけます。

08確認した環境

  • 2026年11月時点の、Salesforce 認定 Platform アドミニストレーター上級の日本語版受験ガイドで確認しています
  • 試験の問題数・時間・受験料・出題分野は変わることがあります。受験の前に、最新の受験ガイドを確かめてください

09参考

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