年会費の請求書を
Salesforceから自動で発行した
検査と認証を担う協会です。これまでは団体を相手にしていた事業を、個人の会員を相手にする形へ広げることになりました。会員の数が大きく増えるため、手作業と表計算では回らなくなります。
この事例の全体像
これまで
会員が増えるほど、事務局が詰まる
これから
✓ 会員が増えても、事務局の作業が同じだけ増えない
ご相談の背景
会員の登録、本人確認、会員番号の発行、年会費の請求を、手作業と表計算で回していました。団体が相手のうちはそれで足りていましたが、個人の会員を受け入れると、件数が桁違いに増えます。
登録から入金の確認までを人が見ていると、会員が増えるほど事務局の作業も増えます。ご検討の段階では、ゼロから開発する会社も比較の対象でした。ご支援の内容
1. 会員が自分で登録できるようにした
Experience Cloudで会員向けのサイトを作り、会員の方が自分で登録し、本人確認の書類をアップロードできるようにしました。事務局が申込書を転記する作業がなくなります。
2. 会員番号を自動で発行した
登録と確認が済むと、会員番号が自動で発行され、メールでお知らせが届きます。会員の種類ごとにレコードタイプを分けて、必要な項目だけを見せています。
3. 年会費の請求書をStripeで自動発行した
年会費と更新料の請求書を、Salesforceのフローから決済サービスのStripeで発行するようにしました。フローの中で、Stripe側の顧客の作成、請求書の作成、明細の追加、確定の4段階を順に呼び、支払いのページのURLを会員の方にお届けします。
構築では2点に注意しました。1つは、外部との通信を、保存が確定したあとに非同期で呼ぶこと。もう1つは、会員向けサイトから動かすときに、社外のユーザーにも必要な権限を渡しておくことです。
4. 検査と研修の履歴を会員にひもづけた
検査を受けた履歴と研修を受けた履歴を、会員のレコードに持たせました。研修の動画も会員向けサイトから見られます。事務局はレポートとダッシュボードで全体を見ています。
導入後の変化
- 会員の登録から会員番号の発行までを、事務局が手で回さなくてよくなった
- 年会費の請求書が、Salesforceから自動で発行されるようになった
- 会員ごとに、検査と研修の履歴が1か所で見えるようになった
- 会員が増えても、事務局の作業が同じだけ増えない形になった
効果の数字は、公開の許諾をいただいていないため控えます。
使った機能
| 会員の管理 | 個人取引先と契約。検査と研修の履歴はカスタムオブジェクト |
| 会員向けサイト | Experience Cloud。自己登録、書類のアップロード、研修動画の視聴 |
| 請求書の発行 | フローからStripeを呼び出し。保存の確定後に非同期で実行 |
| 問い合わせの受け皿 | Web-to-リード |
| 状況の把握 | レポートとダッシュボード |
この案件の進め方
新しく構築する案件でしたので、導入支援としてお受けしました。事業の開始日から逆算して、段階ごとに立ち上げています。
Salesforceの導入・運用についてご相談ください
導入前の検討から、お使いの環境の改修・運用、AIとの連携まで承ります。状況を伺ったうえで、進め方をご提案します。