Dropbox for Salesforceの連携と更新の止まった現状
この記事は2019年に書いたものです。取り上げたAppExchangeのDropbox for Salesforceは、2026年9月時点でも掲載は残っていますが、最後の更新は2022年です。当時の内容を残し、いまの状況と入れる前に確かめることを追記しました。
この記事の読み方
最初に書いた時点では、AppExchangeの「Dropbox for Salesforce」を入れて、Salesforceのリード・取引先・取引先責任者・商談などにひもづけてDropboxへファイルを保存する、という内容でした。その内容は下に残してあります。
当時の連携でできたこと
2019年当時、AppExchangeからインストールして、SalesforceとDropboxの連携を設定しました。
| できたこと | 内容 |
|---|---|
| レコードにファイルをひもづける | リード・取引先・取引先責任者・商談など任意のオブジェクトにひもづけて、Dropboxにファイルを保存できました |
| 取引先ごとに書類をまとめる | 取引先ごとの契約書、商談ごとの提案書や見積書などをまとめて置けました |
| パソコンと同期する | Dropboxなので、手元のパソコンのフォルダーとも同期できました |
Salesforce標準の「ファイル」でもレコードにファイルを付けられます。それでもDropboxを使う利点は、手元のパソコンと同期して、いつものフォルダーからそのまま開いたり保存したりできることでした。すでにDropboxを使っている会社なら、始めやすい連携でした。
2026年9月時点の状況
AppExchangeの掲載ページとDropboxのヘルプセンターを、2026年9月に確かめました。
| 確かめたこと | 2026年9月時点 |
|---|---|
| AppExchangeの掲載 | 残っています。提供元は Dropbox です |
| 現在のバージョン | v1.613.0 |
| 最終更新日 | 2022年3月4日 |
| 掲載ページの説明 | Dropbox Business とSalesforceを連携できるアプリと書かれています |
| Dropboxヘルプセンター | 「Dropbox for Salesforce」の管理者向け・利用者向けの記事のアドレスは、連携の一覧ページへ転送されます。一覧に並ぶSalesforce関連の記事は、電子署名のDropbox Signのものです |
入れる前に、提供が続いているかをDropboxに確かめてください。
入れる前に確かめること
更新が長く止まっているアプリを入れるときは、次を見てから決めます。
Sandboxで動くかを試す
いきなり本番の組織へ入れず、Sandboxに入れて、ファイルの保存・表示・同期が期待どおりに動くかを確かめます。
Dropboxの契約を確かめる
掲載ページではDropbox Businessとの連携とされています。自社のDropboxの契約で使えるかを、Dropboxに確かめます。
困ったときの窓口を確かめる
設定の手順や不具合の相談先が見当たらないアプリは、止まったときに自社で直せません。窓口があるかを先に確かめます。
標準の「ファイル」で足りるかを考える
レコードに書類を付けて共有するだけなら、Salesforce標準の「ファイル」で足ります。パソコンとの同期が本当に要るのかを、あらためて考えます。
| 比べるところ | Dropbox for Salesforce | Salesforce標準の「ファイル」 |
|---|---|---|
| ファイルの置き場所 | Dropbox | Salesforceの中 |
| 更新と保証 | 2022年から更新がありません | Salesforceの標準機能です |
確認した環境
- 2026年9月時点のAppExchangeの掲載ページ(Dropbox for Salesforce)と、Dropboxヘルプセンターの連携の一覧ページで確認しています
- 当時の記事には画像がありませんでした
まとめ
- Dropbox for Salesforceは、レコードにひもづけてDropboxへファイルを保存できるAppExchangeアプリでした
- 2026年9月時点でも掲載は残っていますが、最終更新は2022年3月4日のv1.613.0です
- Dropboxのヘルプセンターでは、この連携の手順の記事が見当たらなくなっています
- Dropbox SignはSalesforceと連携する別のサービスなので、取り違えないようにします
- 入れるならSandboxで試し、標準の「ファイル」で足りないかを先に考えます
Salesforceの導入・運用についてご相談ください
導入前の検討から、お使いの環境の改修・運用、AIとの連携まで承ります。状況を伺ったうえで、進め方をご提案します。