外部サービス連携

Dropbox for Salesforceの連携と更新の止まった現状

この記事は2019年に書いたものです。取り上げたAppExchangeのDropbox for Salesforceは、2026年9月時点でも掲載は残っていますが、最後の更新は2022年です。当時の内容を残し、いまの状況と入れる前に確かめることを追記しました。

2019.12.08

この記事の読み方

最初に書いた時点では、AppExchangeの「Dropbox for Salesforce」を入れて、Salesforceのリード・取引先・取引先責任者・商談などにひもづけてDropboxへファイルを保存する、という内容でした。その内容は下に残してあります。

先に結論です。いまから入れるなら、動くかどうかを試験環境で確かめてから決めてください。AppExchangeの掲載ページは残っていますが、最終更新は2022年3月4日です。Dropboxのヘルプセンターでは、この連携の設定手順の記事が見当たらなくなっています。

当時の連携でできたこと

2019年当時、AppExchangeからインストールして、SalesforceとDropboxの連携を設定しました。

できたこと内容
レコードにファイルをひもづけるリード・取引先・取引先責任者・商談など任意のオブジェクトにひもづけて、Dropboxにファイルを保存できました
取引先ごとに書類をまとめる取引先ごとの契約書、商談ごとの提案書や見積書などをまとめて置けました
パソコンと同期するDropboxなので、手元のパソコンのフォルダーとも同期できました

Salesforce標準の「ファイル」でもレコードにファイルを付けられます。それでもDropboxを使う利点は、手元のパソコンと同期して、いつものフォルダーからそのまま開いたり保存したりできることでした。すでにDropboxを使っている会社なら、始めやすい連携でした。

2026年9月時点の状況

AppExchangeの掲載ページとDropboxのヘルプセンターを、2026年9月に確かめました。

確かめたこと2026年9月時点
AppExchangeの掲載残っています。提供元は Dropbox です
現在のバージョンv1.613.0
最終更新日2022年3月4日
掲載ページの説明Dropbox Business とSalesforceを連携できるアプリと書かれています
Dropboxヘルプセンター「Dropbox for Salesforce」の管理者向け・利用者向けの記事のアドレスは、連携の一覧ページへ転送されます。一覧に並ぶSalesforce関連の記事は、電子署名のDropbox Signのものです

入れる前に、提供が続いているかをDropboxに確かめてください。

ここで間違えやすいところです。Dropboxのヘルプセンターで「Salesforce」を探すと、Dropbox Signの記事がたくさん出ます。Dropbox Signは電子署名のサービスで、ファイルをレコードにひもづけて保存するDropbox for Salesforceとは別のものです。手順を探すときに取り違えないでください。

入れる前に確かめること

更新が長く止まっているアプリを入れるときは、次を見てから決めます。

  1. Sandboxで動くかを試す

    いきなり本番の組織へ入れず、Sandboxに入れて、ファイルの保存・表示・同期が期待どおりに動くかを確かめます。

  2. Dropboxの契約を確かめる

    掲載ページではDropbox Businessとの連携とされています。自社のDropboxの契約で使えるかを、Dropboxに確かめます。

  3. 困ったときの窓口を確かめる

    設定の手順や不具合の相談先が見当たらないアプリは、止まったときに自社で直せません。窓口があるかを先に確かめます。

  4. 標準の「ファイル」で足りるかを考える

    レコードに書類を付けて共有するだけなら、Salesforce標準の「ファイル」で足ります。パソコンとの同期が本当に要るのかを、あらためて考えます。

比べるところDropbox for SalesforceSalesforce標準の「ファイル」
ファイルの置き場所DropboxSalesforceの中
更新と保証2022年から更新がありませんSalesforceの標準機能です

確認した環境

  • 2026年9月時点のAppExchangeの掲載ページ(Dropbox for Salesforce)と、Dropboxヘルプセンターの連携の一覧ページで確認しています
  • 当時の記事には画像がありませんでした

まとめ

  • Dropbox for Salesforceは、レコードにひもづけてDropboxへファイルを保存できるAppExchangeアプリでした
  • 2026年9月時点でも掲載は残っていますが、最終更新は2022年3月4日のv1.613.0です
  • Dropboxのヘルプセンターでは、この連携の手順の記事が見当たらなくなっています
  • Dropbox SignはSalesforceと連携する別のサービスなので、取り違えないようにします
  • 入れるならSandboxで試し、標準の「ファイル」で足りないかを先に考えます

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