外部サービス連携

freee for Salesforceでできることとマスタ連携

freee for Salesforceを使うと、Salesforceのレコードからfreeeの取引先・見積書・請求書・取引を作れます。2019年に書いた短い記事を、2026年9月時点のfreee公式ヘルプで確かめ直し、初期設定の流れを足しました。

2019.12.08

どういうときに使うのか

商談や受注はSalesforceで管理し、請求と会計はfreeeで行っている会社では、同じ取引先や金額を2回入力することになります。打ち直しの手間に加えて、金額の写し間違いも起きます。

freeeは、会計を中心にしたクラウドのサービスです。2019年の記事では、freee単体は使い始めるのに難しい設定が要らない一方で、「freee for Salesforce」でSalesforceとつなぐ設定は少し大変かもしれない、と書いていました。この記事では、その連携の側を掘り下げます。

料金はプランや契約で変わるため、ここには書きません。freeeの公式サイトで確認してください。freee for Salesforceを使えるfreeeのプランは、freee for Salesforceで商談から請求書を作り入金を確かめるにまとめています。

freee for Salesforceでできること

freeeの公式ヘルプ「freee for Salesforceの概要」には、次の機能が挙がっています。

できること中身
取引先を連携するSalesforceのレコードから、freeeの取引先を新しく登録(更新)します
見積書・請求書を作るSalesforceのレコードの情報を、freeeの見積書や請求書に連携します。複数のレコードからまとめて作ることもできます
取引を作るSalesforceのレコードの情報を、freee会計の取引に連携します
マスタを連携するfreeeの勘定科目・税区分・部門などを、Salesforce側へ連携します
帳票を出す送付状・納品書・発注書・見積書・請求書・作業報告書・注文請書・検収書・領収書を、用意されたテンプレートに沿って出力できます

初期設定の流れ

公式ヘルプでは、初期設定は次の3つの段階に分かれています。

  1. 認証設定

    Salesforceとfreeeのアカウントをつなぐ設定です。最初に行います。

  2. マスタ連携

    freeeが持っている情報を、マスタとしてSalesforceにレコード登録します。

  3. 機能連携

    取引先・見積書・請求書・取引など、使う機能ごとの連携を設定します。

マスタとして連携できる項目

公式ヘルプでは、マスタとして登録できるfreeeの項目は次の7種類とされています。

マスタ使いどころ
勘定科目取引を作るときの科目
税区分取引や請求書の税の扱い
取引先Salesforceの取引先とのひもづけ
品目請求書や取引の明細
部門部門別の管理
メモタグ取引の補足の分類
セグメント1・2・3会社ごとに決めた切り口での管理
ここで間違えやすいところです。マスタは、freeeからSalesforceへ登録する向きです。勘定科目や税区分をSalesforceの側で作って送るわけではありません。freee側のマスタを先に整えてから連携してください。あとからfreeeでマスタを増やしたときは、Salesforce側にも反映されているかを確かめます。

連携の前に業務の流れを決める

2019年の記事では、連携で二度打ちをなくしたり、Slackなどの通知と組み合わせたりすると、さらに便利になると書いていました。そのためには、先に業務の流れを決めておく必要があります。

決めること例
どの時点で請求書を作るか商談が受注になったとき、納品が終わったとき
取引先をどちらで管理するかSalesforceを正にしてfreeeへ登録する、など
誰が連携の操作をするか営業か、経理か

確認した環境

  • 2026年9月時点のfreee公式ヘルプ(freee for Salesforceの概要、初期設定のマスタ連携)で確認しています
  • 当時の記事のfreeeのロゴの画像は、この記事には載せていません

まとめ

  • freee for Salesforceを使うと、Salesforceのレコードからfreeeの取引先・見積書・請求書・取引を作れます
  • 初期設定は、認証設定・マスタ連携・機能連携の3段階です
  • マスタとして連携できるのは、勘定科目・税区分・取引先・品目・部門・メモタグ・セグメントの7種類です
  • マスタはfreeeからSalesforceへ登録する向きなので、freee側を先に整えます
  • 使えるプランやエディションの条件は、導入前にfreeeへ確かめてください

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