外部サービス連携

DropboxとSalesforceの連携と2026年の状況

この記事は2023年に書いたものです。当時紹介したDropboxとSalesforceの連携アプリは、2026年9月に確かめたところ、Dropbox公式ヘルプの記事が消え、AppExchangeの掲載も2022年3月の更新が最後でした。当時の内容は残し、いまの状況と選ぶ前に確かめることを追記しました。

2023.05.16

この記事の読み方

最初に書いた時点では、Salesforceのレコード画面の中にDropboxのフォルダを出し、そこへファイルを置けるようにする、という内容でした。その内容自体は下に残してあります。

先に結論です。2026年9月時点で、Dropbox公式ヘルプの「Dropbox for Salesforce」の記事は見つからず、AppExchangeの掲載ページは2022年3月4日の更新が最後です。提供終了の案内は見つかっていませんが、更新は止まっています。これから入れるなら、下の「選ぶ前に確かめること」から読んでください。

当時の連携でできたこと

Dropboxは、Dropbox, Inc.が提供するクラウドストレージです。当時の連携では、次のことができました。

できたこと中身
レコード画面でDropboxを開く取引先などのレコード画面の中に、Dropboxのフォルダが表示されます
ドラッグ&ドロップで保存するレコード画面のフォルダへファイルを落とすと、Dropboxに直接保存されます
フォルダを自動で作るオブジェクトごと、レコードごとのフォルダを、取引先名などの名前で自動で作れます

営業資料や契約書をDropboxに置いている会社では、Salesforceの画面から離れずに、その顧客のファイルへたどり着けるのが利点でした。

当時の記事から変わったこと

2023年の記事には、次の2枚の画像を載せていました。この2枚の画像は、いまは残っていません。

  1. Salesforceの画面にDropboxのフォルダが出る

    レコード画面の中にDropboxのフォルダが表示され、ファイルをドラッグ&ドロップすると、そのままDropboxへ保存される様子を見せていました。

  2. Dropbox側で保存を確かめる

    Dropboxの画面を開き、Salesforceから置いたファイルがそのレコードのフォルダに入っていることを確かめる画面でした。

当時の記事にあったDropboxの料金は、改定で変わっている可能性があるため外しました。

2026年9月時点の状況

当時の案内ページを2026年9月に開き直しました。

確かめたページ結果
Dropbox公式ヘルプの「Dropbox for Salesforce」の利用者向け・管理者向けの記事どちらも、Dropboxの連携の一覧ページへ転送されました
AppExchangeの「Dropbox for Salesforce」の掲載ページ掲載は残っています。提供元はDropbox、バージョンはv1.613.0、最終更新は2022年3月4日です。提供終了や後継の案内は書かれていません

Dropboxの公式ヘルプの連携の一覧には、電子署名の「Dropbox Sign」や、資料共有の「Dropbox DocSend」のSalesforce連携の記事が並んでいます。どちらも、当時紹介したファイル保存の連携とは別の製品です。

AppExchangeには、Dropbox社以外の会社が作った接続アプリもあります。たとえば「Dropbox Connector For Salesforce File Storage」は、提供元が V2Force - A V2Solutions Company で、バージョン v1.3.0、最終更新は2025年6月17日と表示されています。

ここで間違えやすいところです。AppExchangeで「Dropbox」と検索すると、名前の似たアプリがいくつも出ます。Dropbox社が作ったものか、別の会社が作ったものかは、掲載ページの「提供元」で確かめてください。別の会社のアプリなら、不具合や提供終了のときの窓口はその会社になります。

選ぶ前に確かめること

外部のストレージをSalesforceにつなぐときは、機能より先に次を見てください。

  1. 提供元と更新の状況を見る

    AppExchangeの掲載ページで、提供元・最新のバージョン・最終更新日を確かめます。長く更新されていないアプリは避けます。

  2. ファイルがどこに置かれるかを見る

    ファイルがDropboxだけに置かれるのか、Salesforceにも写しが残るのかで、容量の考え方と権限の管理が変わります。

  3. 権限がそろうかを見る

    Salesforceでレコードを見られない人に、Dropbox側でファイルが見えてしまわないかを確かめます。

  4. いまの置き場所を見直す

    Dropboxに強いこだわりがなければ、Salesforceのファイル機能や、公式の連携が続いている別のストレージも比べます。

確認した環境

  • 2026年9月時点のDropbox公式ヘルプ(連携の一覧、Dropbox for Salesforceの旧記事のURL)と、AppExchangeの掲載ページで確認しています
  • 提供終了の公式の案内は見つかっていません。今後も使えるかは、Dropboxに確かめてください。料金は公式サイトで確認してください

まとめ

  • 当時の連携では、Salesforceのレコード画面にDropboxのフォルダを出し、ファイルを直接置けました
  • レコードごとのフォルダを、取引先名などで自動で作れるのが利点でした
  • 2026年9月時点で、Dropbox公式ヘルプの記事は見つからず、AppExchangeの掲載は2022年3月4日の更新が最後です
  • Dropbox SignやDropbox DocSendのSalesforce連携は、ファイル保存の連携とは別の製品です
  • 別の会社の接続アプリを選ぶときは、提供元と更新の状況、権限のそろい方を先に確かめます

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