Lightning Syncの終了とGoogle連携のいまの選び方
この記事は2019年に書いたものです。取り上げたLightning Syncは2027年に提供を終えると公式ヘルプで案内されています。当時の内容を残し、2026年9月時点の状況と、いま選ぶ仕組みを追記しました。
この記事の読み方
最初に書いた時点では、Salesforceの「Lightning Sync for Google」を使って、当時のG Suite(いまのGoogle Workspace)とSalesforceをつなぐ、という内容でした。その内容は下に残してあります。
当時の内容:Googleとつないでできたこと
SalesforceのCRM・営業支援の仕組みと、Googleのメールやカレンダーを組み合わせる、という考え方でした。当時の記事では、次の2つを取り上げていました。
| 対象 | 当時できたこと |
|---|---|
| Gmail | Salesforceの画面から、Gmail経由でメールを送れる。Chromeの拡張機能を入れると、Gmailの画面の中にSalesforceのリード・取引先・取引先責任者を出し、その場で追加や変更ができる |
| Googleカレンダー | Salesforceで登録した行動と、Googleカレンダーの予定を同期できる |
SalesforceとGmailの画面を行き来しなくてよくなる、という点が利点でした。
2026年9月時点の状況
公式ヘルプでLightning Syncの扱いを確かめました。
| Lightning Sync | Einstein Activity Capture | |
|---|---|---|
| 状況 | 2027年に提供終了。Winter '21から新しいお客様には提供していません | 公式ヘルプでは、GoogleやMicrosoftのアカウントとの同期の長期的な仕組みとされています |
| 同期するもの | 連絡先と行動 | メール・連絡先・行動 |
| データの置き場所 | Salesforce | 同期したデータはSalesforce、取り込んだデータはパブリッククラウドの事業者を使って保存 |
いま選ぶ仕組み
Googleとつなぎたい中身によって、使う仕組みが分かれます。
| やりたいこと | いまの仕組み |
|---|---|
| カレンダーと連絡先を同期する | Einstein Activity Capture |
| メールのやり取りを活動として取り込む | Einstein Activity Capture |
| Gmailの画面でSalesforceのレコードを見て、メールをレコードにひもづける | Gmail連携(旧称 Lightning for Gmail)。ChromeウェブストアからSalesforceの拡張機能を入れて使います |
Gmail連携は、公式ヘルプでは Chrome のサイドパネルで使う形への移行も案内されています。Gmailを開くと移行が自動で始まり、元の埋め込みの表示に戻すこともできます。
Lightning Syncから移るとき
いまの設定を書き出す
Lightning Syncで同期している利用者、同期の向き、同期しているもの(連絡先・行動)を控えます。
向きと置き場所を決め直す
Einstein Activity Captureで選べる向きと、データの置き場所を確かめて、社内で決め直します。
移行を進める
公式ヘルプの「Lightning SyncからEinstein Activity Captureへの移行」の手順と移行ツールを使い、2027年の提供終了より前に移ります。
確認した環境
- 2026年9月時点のSalesforce公式ヘルプ(Lightning SyncからEinstein Activity Captureへの移行、Einstein Activity CaptureとLightning Syncの比較、Gmail連携の導入とChromeのサイドパネル)で確認しています
- 当時の記事には画像がありませんでした
まとめ
- Lightning Syncは2027年に提供を終え、Winter '21から新しいお客様には提供していません
- カレンダー・連絡先・メールの同期は、後継のEinstein Activity Captureで行います
- Einstein Activity Captureで取り込んだデータは、パブリッククラウドの事業者を使って保存されます
- Gmailの画面でSalesforceのレコードを扱うのは、Gmail連携(旧称 Lightning for Gmail)です
- 移る前に、同期の向きと取り込んだデータの置き場所を社内で決め直します
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