外部サービス連携

Lightning Syncの終了とGoogle連携のいまの選び方

この記事は2019年に書いたものです。取り上げたLightning Syncは2027年に提供を終えると公式ヘルプで案内されています。当時の内容を残し、2026年9月時点の状況と、いま選ぶ仕組みを追記しました。

2019.12.08

この記事の読み方

最初に書いた時点では、Salesforceの「Lightning Sync for Google」を使って、当時のG Suite(いまのGoogle Workspace)とSalesforceをつなぐ、という内容でした。その内容は下に残してあります。

先に結論です。Lightning Syncは2027年に提供を終えます。公式ヘルプでは、Winter '21から新しいお客様には提供していないこと、使っている組織はできるだけ早くEinstein Activity Captureへ移ることが案内されています。いまから選ぶなら、Einstein Activity Captureです。

当時の内容:Googleとつないでできたこと

SalesforceのCRM・営業支援の仕組みと、Googleのメールやカレンダーを組み合わせる、という考え方でした。当時の記事では、次の2つを取り上げていました。

対象当時できたこと
GmailSalesforceの画面から、Gmail経由でメールを送れる。Chromeの拡張機能を入れると、Gmailの画面の中にSalesforceのリード・取引先・取引先責任者を出し、その場で追加や変更ができる
GoogleカレンダーSalesforceで登録した行動と、Googleカレンダーの予定を同期できる

SalesforceとGmailの画面を行き来しなくてよくなる、という点が利点でした。

2026年9月時点の状況

公式ヘルプでLightning Syncの扱いを確かめました。

Lightning SyncEinstein Activity Capture
状況2027年に提供終了。Winter '21から新しいお客様には提供していません公式ヘルプでは、GoogleやMicrosoftのアカウントとの同期の長期的な仕組みとされています
同期するもの連絡先と行動メール・連絡先・行動
データの置き場所Salesforce同期したデータはSalesforce、取り込んだデータはパブリッククラウドの事業者を使って保存
ここで間違えやすいところです。Einstein Activity Captureは、Lightning Syncの名前を変えただけのものではありません。公式ヘルプの比較では、Einstein Activity Captureはメールも同期し、取り込んだデータはパブリッククラウドの事業者を使って保存されるとされています。移る前に、同期の向きの選び方とデータの置き場所を公式ヘルプで確かめ、社内の規程と照らしてください。

いま選ぶ仕組み

Googleとつなぎたい中身によって、使う仕組みが分かれます。

やりたいこといまの仕組み
カレンダーと連絡先を同期するEinstein Activity Capture
メールのやり取りを活動として取り込むEinstein Activity Capture
Gmailの画面でSalesforceのレコードを見て、メールをレコードにひもづけるGmail連携(旧称 Lightning for Gmail)。ChromeウェブストアからSalesforceの拡張機能を入れて使います

Gmail連携は、公式ヘルプでは Chrome のサイドパネルで使う形への移行も案内されています。Gmailを開くと移行が自動で始まり、元の埋め込みの表示に戻すこともできます。

Lightning Syncから移るとき

  1. いまの設定を書き出す

    Lightning Syncで同期している利用者、同期の向き、同期しているもの(連絡先・行動)を控えます。

  2. 向きと置き場所を決め直す

    Einstein Activity Captureで選べる向きと、データの置き場所を確かめて、社内で決め直します。

  3. 移行を進める

    公式ヘルプの「Lightning SyncからEinstein Activity Captureへの移行」の手順と移行ツールを使い、2027年の提供終了より前に移ります。

確認した環境

  • 2026年9月時点のSalesforce公式ヘルプ(Lightning SyncからEinstein Activity Captureへの移行、Einstein Activity CaptureとLightning Syncの比較、Gmail連携の導入とChromeのサイドパネル)で確認しています
  • 当時の記事には画像がありませんでした

まとめ

  • Lightning Syncは2027年に提供を終え、Winter '21から新しいお客様には提供していません
  • カレンダー・連絡先・メールの同期は、後継のEinstein Activity Captureで行います
  • Einstein Activity Captureで取り込んだデータは、パブリッククラウドの事業者を使って保存されます
  • Gmailの画面でSalesforceのレコードを扱うのは、Gmail連携(旧称 Lightning for Gmail)です
  • 移る前に、同期の向きと取り込んだデータの置き場所を社内で決め直します

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