外部サービス連携

MiiTelとSalesforceの連携でできる3つのこと

MiiTelとSalesforceをつなぐと、電話番号のクリックで発信し、着信時に顧客のページを開き、通話の記録を活動履歴へ自動で残せます。2023年に書いた記事を、2026年9月時点のMiiTel公式ヘルプで確かめ直しました。

2023.05.16

どういうときに使うのか

電話で営業やサポートをしている会社では、誰が・いつ・どの顧客と話したのかが記録に残りにくいのが悩みです。通話のたびに活動を手で入力するのは続きませんし、電話番号を打ち間違えることもあります。

MiiTel(ミーテル)は、株式会社RevCommが提供するクラウドの電話サービスです。Salesforceとつなぐと、電話をかける・受ける・記録する、の3つをSalesforceの画面の中で済ませられます。

この記事は2023年に書いたものを、2026年9月時点のMiiTel公式ヘルプで確かめ直して書き直しています。料金はプランや契約で変わるため、ここには書きません。MiiTelの公式サイトで確認してください。

連携でできる3つのこと

できること中身
クリックで発信する取引先・取引先責任者・リード・ケースなどの画面で、電話番号をクリックするとMiiTel Phoneから発信します
着信時に顧客を開く登録済みの番号から着信すると、その顧客のSalesforceのページか、検索結果を表示します
活動履歴へ自動で残す通話が終わると、電話番号が一致するレコードへ活動履歴を自動で作ります

クリックで発信する

MiiTelの公式ヘルプでは「クリック to コール」と呼んでいます。前提は、SalesforceでMiiTel Phoneを使えるように設定してあることです。

  1. 電話番号が表示されている画面を開く

    取引先・取引先責任者・リード・ケースなど、電話番号が出ているレコードのページを開きます。

  2. 電話番号をクリックする

    画面の中のMiiTel Phoneが、その番号へ発信を始めます。

  3. 必要なら確認画面を出す

    押し間違いが心配なときは、MiiTel Phoneの設定の「通話設定」で、クリック to コールで発信する前に確認画面を表示する設定をオンにします。

ここで間違えやすいところです。電話番号がクリックできないときは、その項目のデータ型を確かめてください。公式ヘルプでは、電話番号を入れる項目のデータ型を「電話」にすると、クリックで発信できるリンクになると案内されています。テキスト型の項目に電話番号を入れていると、リンクになりません。

着信時に顧客を開く

Lightning Experienceでは、画面の左下からMiiTel Phoneを起動して使います。公式ヘルプでは、次の2点が案内されています。

  • 登録済みの電話番号から着信すると、その顧客のSalesforceのページ、または検索結果を表示します
  • Lightning Experience版は、Salesforceの中でページを移っても通話が切れません

MiiTel Phoneを、Salesforceに埋め込まずにデスクトップ版・Web版・Chrome拡張で使う場合も、着信時にSalesforceの検索結果を開く設定ができます。MiiTelの開発者向けドキュメントに、着信時に表示するページとしてSalesforceの検索画面のURLを登録する手順があります。

活動履歴へ自動で残す

通話の記録を残す設定は、MiiTelの管理画面(MiiTel Admin)で行います。管理者権限が要り、先にSalesforce連携の基本設定(認証)を済ませておく必要があります。

  1. MiiTel Adminを開く

    「外部連携」から「Salesforce」を選びます。

  2. 活動履歴連携を有効にする

    「活動履歴連携」のタブで機能を有効にします。

  3. 記録先と中身を決める

    活動をToDoとして残すか、行動として残すかを選び、登録するタイミング・件名・状況などを設定して保存します。

通話の相手と電話番号が一致するレコードがあれば、そのレコードの活動履歴になります。一致するレコードが無い場合も、関連先が空欄の活動履歴として作られます。

気をつけること理由
関連先が空欄の活動履歴は、見える人が限られます公式ヘルプでは、見られるのは割り当て先のユーザー、ロール階層でその上にいるユーザー、システム管理者だけとされています
番号の書き方を揃えておく電話番号の一致でひもづけるため、番号の登録がばらばらだと、一致するはずの顧客に記録が付きません
録音とスコアを見るには追加の設定が要ります通話の録音やスコアを活動履歴から確かめられるのは、MiiTel for Salesforceを設定した場合です

当時の記事から変わったこと

2023年の記事では、電話番号のクリックで発信する画面、Salesforceの中に出るMiiTelの画面、活動に履歴が溜まる画面の3枚を載せていました。この3枚の画像は、いまは残っていません。同じ内容を、上の手順と表に文章で書き起こしています。

当時の記事にあった料金は、プランの改定で変わっている可能性があるため外しました。

確認した環境

  • 2026年9月時点のMiiTel公式ヘルプ(クリック to コール、活動履歴連携、Lightning Experience版のMiiTel Phone for Salesforce)と、MiiTel開発者向けドキュメント(着信時のSalesforce検索結果の表示)で確認しています
  • 画面の名前や設定の場所は、MiiTel側の更新で変わることがあります

まとめ

  • MiiTelとSalesforceをつなぐと、クリック発信・着信時の顧客表示・活動履歴への自動記録ができます
  • クリックで発信するには、電話番号の項目のデータ型を「電話」にしておきます
  • 活動履歴の連携はMiiTel Adminで設定し、ToDoと行動のどちらで残すかを選べます
  • 番号が一致しない通話も、関連先が空欄の活動履歴として残り、見える人は限られます
  • 録音とスコアを活動履歴から見るには、MiiTel for Salesforceの設定が要ります

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